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2013年11月15日
11/8 ディスクロージャー実務「特別合同勉強会」を大阪で開催。
今年2月の東京に続く大阪での開催がようやく実現した訳ですが、
最先進3社様の赤裸々な事例発表をお聴きになったあとの皆様の
ご納得の表情を目にし、この地に本社を構える弊社としても
大変感慨深いものがございました。
ご登壇くださった3社様(50音順:エーザイ様・資生堂様・トラスコ中山様)
には、改めて厚くお礼を申しあげます。
★大阪開催についての事前ご案内
http://www.seiun.net/blog/archives/2013/09/118.html
◎東京開催(’13 2/20)の様子・ご感想
http://www.seiun.net/blog/archives/2013/02/220.html
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○企画:
SEIUNDO主催 ディスクロージャー実務「特別合同勉強会」
~ 先進3社の好事例に学ぶ ~
○対象:
株主総会および招集通知のご担当部署様(管理職様・ご担当者様)
○ご出演企業(50音順):
◆エーザイ株式会社(総務・環境安全部 株式グループ)様
http://www.eisai.co.jp/ir/
◆株式会社資生堂(IR部 株式グループ)様
http://group.shiseido.co.jp/ir/
◆トラスコ中山株式会社(総務部)様
http://www.trusco.co.jp/ir/
○日時:
平成25年11月8日(金) 14:30~19:00
○会場:
大阪国際会議場(グランキューブ大阪) 特別会議場
○当日の進行スケジュール:
▶14:30~16:30 【第1部】各社ごとに30分ずつ事例発表
▶16:45~17:45 【第2部】ご質問タイム
(司会が取りまとめ、3社様それぞれにご質問)
▶18:00~19:00 【第3部】懇親会&個別ご相談会
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ご参集は、関西を代表する上場会社を含め71社112名様。
(また遠方では、東京・名古屋・福井からお越しくださった方も)
当初のエントリーは77社126名様でしたが、週末の最後の半日
ですから直前のキャンセルはさすがにやむなしと存じます。
(トラスコ中山 篠原課長)
(資生堂 前田課長)
(エーザイ 松岡統轄部長)
ただあろうことかPCの不調という不手際があり、主催者として
事前準備の不足と重く自覚しております。
改めてこの場をお借りし、伏してお詫びを申しあげます。
しかし各社の発表は、卓越した日々のお取組みと登壇ご本人の
プレゼン技術とが相俟って、どれもお見事なものでした。
さらに内容も、東京のときよりさらに踏み込んでお話しくだ
さったようにも感じております。
ご質問シートも想定を上回る数を(しかもどれも濃厚な中身で)
お寄せくださり、ありがとうございました。
できるだけ多くを取り上げたいという司会者の思い(甘い考え)
が仇となり、第2部は時間が超過してしまい失礼しました。
またその「ご質問タイム」の最後には、特別ゲストとしてご参加
くださっていた加護野忠男先生(甲南大学特別客員教授・神戸
大学名誉教授)が締めのお言葉をくださいました。
3社の真摯な取組みに対する敬意を繰り返し表されつつも、
「ある種の虚しさ」という表現で株主側の短期的視点に関する
現状認識とともに今後の対応策をご提言くださいました。
15分にも亘り本質的な課題提起をいただけるとはまさか想定
しておらず嬉しい驚きでしたが、ご参加の皆様には望外の
お土産(宿題??)となったとすれば幸いでございます。
さて、初めて弊社の催しにご参加くださった上場各社様は、
恐らくこれらの根本的な疑問を強められたかも知れません。
「なぜこのトップ3社がSEIUNDO(という小さな業者)主催の
勉強会への登壇を引き受けたのか。しかも大阪で」
「あの著名な加護野先生が、なぜ特別ゲストとしてお見えに
なっていたのか。しかもミニ講義まで」
ここ数年こうして開催してきたなかで、我々の想いや意図に
畏れ多くもご理解を示し、具体的なご指導などで応援をして
くださるトップ企業が増えてきたのは事実です。
ただ浮ついたところが少しでも顔を出せば、バッサリと切り
捨てられかねないのがこの方々の(上場会社の)怖いところ。
そうしたお力添えを賜れるのも、日常の地道な仕事でご期待に
しっかり応え(超え)続けることができていてこそと、緊張感を
新たにし、気を引き締め直しているところです。
あと恒例となりました第3部の懇親会ですが、今回も皆様お名刺
交換など積極的に交流をお持ちくださりありがとうございました。
中締めのご挨拶も、不躾なムチャ振りに対し、トラスコ中山
高橋部長がさすがバシッと締めてくださいました。
誠にありがとうございました。(>_<)
また今回は、諸般の事情により「ワンタッチ入場票」(特許)の現物
展示会を取り止めました。
★「ワンタッチ入場票」のご説明 <動画あり>
http://www.seiun.net/blog/archives/cat15/index.html
ただ「カタログメモ帳」(商標登録)のご採用実例を展示したところ、
多くのお会社が関心をお寄せくださいました。
弊社は(いつもどおり)喧しい売込みはいたしませんので、より詳しい
ご説明が必要であればぜひお気軽にご指図ください。
★「カタログメモ帳」についてのご説明 <動画あり>
http://www.seiun.net/blog/archives/cat14/index.html
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ではご参加者からいただいたご意見・ご指摘を以下に掲載させて
いただきます。
当日の様子を振り返っていただきながら、ぜひお目通しください。
※ありがたく頂戴したご指摘・ご提言に対しては、弊社の見解を
社長の田畑よりご回答しております。
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昨年、一昨年のセミナーとは異なり、コーポレート・ガバナンス
や招集通知の優良企業3社様の実務に携わっておられる方のお話
を伺うことができ、大変有意義でした。
こうした会社の情報は商事法務などでも紹介されますが、実務の
方の普段のご苦労など、文献では決して紹介されないお話は
とても貴重で、また(僭越ですが)総会担当者として私と同じ
悩みをお持ちでいらっしゃることを知ることができ、とても勉強
になりました。
ご登壇3社の方には、ご多忙の中丁寧なレジュメを作成していた
だき、熱心な講演を行っていただき、改めて感謝を申し上げます。
また今回のセミナーも、白眉は「ご質問タイム」でした。田畑
社長が招集通知作成のご支援のプロでいらっしゃるので、私たち
実務担当者が「もう少し、ここが聞きたい」と考えていたことを
うまくすくい上げて質問してくれましたので、3社様の講演の
内容をより深く理解することができました。
(ここだけの話ですが、講演部分はレジュメがすばらしくメモを
とる必要がなく、逆に質問タイムはひと言も聞き漏らせないと
思ってメモを取りまくりました)
今回は招集通知の先進事例ということもあり、すぐに弊社の招集
通知に反映できない面も多々あります。しかし、3社様ともいく
つものステップを乗り越えて現在のコーポレート・ガバナンスが
あることを聞かせていただきました。私もあきらめずに、着実に
招集通知や株主総会を通じて、株主様との対話に心がけたいと
改めて考えた次第です。
最後になりますが、先進3社様が進んでご講演を引き受けられる、
御社への信頼性の高さを改めて実感いたしました。御社ならでは
の魅力あるセミナーです。今後のセミナーにも大いに期待して
おります(有料でも参加したいと思います)。
すばらしいセミナーを開催していただいた田畑社長、そして
スタッフのみなさまへ改めてお礼申しあげます。
ありがとうございました。
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企画そのものも優れていると思いますが、講師(ご登壇者)の
選択も魅力的でした。
また質疑応答も質・量ともに充実しており、非常に参考になり
ました。質問も採用くださり、お礼申し上げます。
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各社様のナマの仕事ぶりや考えが伝わってきた会でした。
プレゼン、Q&Aでの情報も非常に有意義なもので、今後の
総会等の運営に活かしたいと思います。
田畑社長の司会と運営もすばらしい!!と感じました。
年始のセミナーも楽しみにしております。
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各社のプレゼン→質問(個々に)という流れの方が、集中して聞く
ことができると思う。
司会進行は女性の方が良いのではないでしょうか。
⇒進め方の流れについては、大変貴重なご意見と存じます。
ただ各社のプレゼンごとに都度ご質問をとなると、時間管理の
問題に加え、全3社へのご質問をどう進めるかとなります。
それは最後にまとめて、という方法もあるかもしれませんので
今後の要検討事項とさせていただきます。
あと司会者の件は申し訳ございません!!
一長一短はどうしてもありますが、以後検討いたします。
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トラスコ中山様の真摯な取組みや優れた招集通知に感動した。
株主目線をとことん極めているその姿勢と勇気は、今後も注目し
参考にしていきたい。
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資生堂様の、招集通知発送前のWEB開示に興味を持ちました。
海外の投資家を意識しているということで、当社はまだ海外に
それほど意識は置いていないと思いますが、今後参考にしたい
取組みでした。
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エーザイ様の分厚い招集通知には驚かされました。ワンストップ
で情報を得られるという観点は、株主様目線であると感じました。
また、制作に際しての社内体制も参考になりました。
費用が無料となっていますが、会場がとてもキレイで素敵だと
思いました。
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株懇や他のセミナー等にも出席していますが、会社規模や
担当者の属性、担当年数などが異なり、なかなか聞きたい
内容やレベル感がマッチしません。
今回の勉強会のような催しはありがたく思います。
実務者交流会のようなものも、これから企画していただけると
ありがたいです。
⇒貴重なご提案をありがとうございます。
「実務者交流会」というニーズ、弊社として何ができるかを
練ってみます。
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実務担当レベルの苦労話もあり、参考になりました。
今回のような先進事例の企業様の実務レベルの話が聞ける機会
は貴重です。
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「会社法改正が開示(事業報告の記載内容)に及ぼす影響」を
テーマにされてはいかがでしょうか。
⇒ありがとうございます。
実はその方向で、すでに企んでいるセミナーがございます。
しかるべきタイミングで、改めてご案内いたします。
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発表された各社の先進的な取組みや招集通知の作成日程など、
参考になる事項が多く非常に有意義でした。
しかし最終的には経営トップの意識、考え方が反映するものだ
ということも改めて認識した。
実務担当者の本音が非常に参考になるので、こういう企画は
今後も継続していただきたい。
今回大阪国際会議場という非常に立派な会場で開催されたが、
経費の点からもなかなか大変ではないかと推察される。
もう少し安価な会場でもよいのではと思います。
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場所がフォーマルすぎて、意見交換などがしづらい気もします。
もう少しカジュアルな場での開催もご検討ください。
⇒会場について複数の方がご指摘くださっていますので、
まとめてご回答申しあげます。
たしかに、弊社自身の規模からしてもやや大層すぎるように
映ってしまうかもしれません。
ただ私としては、お迎えする講師陣や聴き手企業の錚々たる
お顔触れに見合うそれ相応の会場で、というのがまずは礼儀
かと考えております。
あと費用面ですが、あの立派な見かけほどには実は目を剥く
ような金額ではなく、弊社の財務力で充分賄える範囲内です。
しかし意見交換がしづらいとなると、これは弊社の本意では
ありません。当然、何らかの改善が必要と考えます。
貴重なご意見をくださり、誠にありがとうございました。
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司会者はもっとゆっくりお話しいただけるようにお願いします。
なお質問等は司会者を介さずに、会場から直接する時間を与えて
もよかったのではないかと思いました。
終了時間は超過を予定して、短めに配分すべきだと思いました。
いつも貴重な情報や会合をありがとうございます。開催回数など
はこれでよいと思います。
⇒いつも親身にご指摘をくださり、ありがとうございます。
マイクをお渡しし直接ご質問いただける予定でしたが、時間
配分が拙く実現しませんでした。
あまり欲張らず、今後は余裕をもって進めるようにします。
司会技術の件と合わせ、深くお詫びいたします。
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特徴的な株主総会対応をしている3社のご担当者から、ナマの
声のご説明が聞けて大変参考になった。
総会運営等に絞った説明をしていただくのも良いかと思います。
各社の担当者ということではなく、貴社が取引している会社
よりヒアリングして、各社了解している部分で貴社がまとめて
他社事例をレクチャーするセミナーもあって良いかと思う。
⇒今回は当初の主題に沿って招集通知がメインとなりましたが、
「総会運営」という切り口はたしかにとても面白いと思います。
弊社が取りまとめて好事例をレクチャーするというのはさすが
に想像したことがありませんでしたが、たしかにアリですね。
当該企業のナマのお声という魅力も大きいと思われ、その
両立を模索してみたいと思います。
またご相談に押しかけますので、その節はどうぞよろしく
お願いいたします。貴重なご提言、ありがとうございました。
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ディスクロージャー実務(招集通知)についての各社のご説明
のあと、個別質疑により、業務のことなど細かいところまで
触れていただき、深く理解することができた。
PC(パワーポイント)の不良やマイクの音声不良などは、
事前にチェックをしていただきたかった。
⇒PCの不具合についてはあってはならない不手際と、
改めて深くお詫びいたします。
診断の結果「HDDの損傷」とのことだったのですが、事前
リハの段階では察知できず、よりによってあのタイミングで
現象化しました。次善策の設置など数多くの反省点がありま
すが、せめて今後は同様の不手際がないよう今一度備えを
万全にしてまいる所存です。
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各社の姿勢、考え方の背景、実務上の体制、ご苦労されて
いる点など、勉強になることが多くありました。
今後の自社業務について、大いに参考とさせていただきます。
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大阪でもまたこのような会を開いていただけるととても
ありがたい。株研や株懇の会社さんの話は聞けますが、
地域を超えてお話を伺える機会はなかなかないので。
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具体的な実務の話をお伺いでき、非常に勉強になりました。
東京開催したセミナーは、ぜひ大阪開催もお願いします。
⇒東京と大阪、2ヶ所開催が弊社としての原則です。
それだけに、返す返すも今回エーザイ様と資生堂様がわざ
わざご出張でお越しくだったことに感謝申しあげます。
(逆に2月の東京では、トラスコ中山様がご出張してご登壇
くださいました。)
講師陣にご承諾をいただけてのことですが、今後も大阪でも
開催しますので、ぜひ参加をご検討ください。
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大変参考になりました。各社の具体的な実例が非常に分かり
やすかったです。
株主コミュニケーション全般(株主通信など)について、
トータルで話が聞けるともっとよかったです。
⇒「株主通信」などまで話を拡げるのは今回は叶いません
でしたが、今後の重要な検討課題と認識します。
欲張って拡げ過ぎると中身が薄くなる懸念もありますので、
毎回範囲を区切って分割で開催するなり色々とシミュレー
ションしてみます。
2度目のご参加、本当にありがとうございました。
--
非常にためになりました。今後の業務に活用させていた
だきます。細かい仕事を今後もお願いしますが、よろしく
お願いいたします。
⇒畏れ多いお言葉です。
こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
--
招集通知をめぐる世間のトレンド、要請事項などの分析・
提案があればよかったと思います。
証券代行会社や印刷会社から発行会社に求める本音、を
聞ける機会があれば相互理解が深まるのではと思います。
⇒ありがとうございます。
支援側の本音、というのは斬新なアイデアですね。
「そんな怖ろしいことを…」と思わなくもないですが、
どんなカタチなら可能かをイメージするのは楽しいこと
です。またご相談に伺った節は、ぜひご指導をお願い
いたします。
--
実務の方のお話が色々聞けて、大変参考になりました。
逆に、目立っていない会社様のナマの声を聞く機会が
あっても良いかもしれません。
⇒なるほど。「目立っていない」とはすなわち“普通の”
会社という意味ですね。
ご承知のとおり上場約3,550社のうち大半がその“普通の”
お取組みでしょうから、より現実的なお話というのは
ニーズも多そうですね。あとはそのなかでどう訴求力を
創り出せるか、妙案があればぜひお聴かせください。
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株主数の少ない会社の事例も取り上げてほしい。
⇒「株主数が少ないなかで、何らかの先進的な取組みをして
いるお会社を」という意味に受け取りました。
株主数が一定数以下の会社が現実として多い訳ですので、その
方々に響く地に足の着いたものをとイメージしてみます。
あとは上と同様、イベントとしての訴求力をどう創り出せる
かですね。
--
人員やコスト削減等もあり、共感できる部分を当社で
即採用というわけにはいきませんが、参考とさせいた
だきたいと存じます。
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他でも優れた取組みの会社があると思うので、ぜひ
SEIUNDO様の力でご披露くださる場を作っていただきたい。
⇒ご期待くださり、誠に恐れ入ります。
当該会社様が今回のようにお引受けくださるかが、まず
最大の関門なのですが。。
様々な切り口での優れた事例をご披露いただける機会は、
僭越ながら今後も知恵を絞って企んでまいりたいと思います。
--
特にエーザイ様のプロジェクト体制は参考にしていきたい。
このような機会は他ではなかなかないので、ぜひ今後も
続けてほしい。
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運営・進行面が多少ぎくしゃくしていたのが気になった。
今回のように、実務に則した研修会が、我々の役に立つと思います。
もう少し各社のご説明時間があっても良いと思った。
⇒運営・進行面の不手際については、改めて深くお詫びいたします。
限られたスタッフでの手作りとはいえ、ご参加の方々にせめて
ご心配をお掛けすることがないよう改善をしてまいります。
常に試行錯誤の道中ですが、今後ともご指導をお願いいたします。
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最後の加護野先生のご意見が秀逸でした。
コミュニケーションの難しさを自覚し、本質を追求される姿勢に
感服しました。
⇒さすが加護野先生、圧巻の締めをしてくださいました。
ただ15分もお話しくださるなんてさすがに想定外でしたので、
途中から段々とギャラのことが心配に。。(もちろん冗談です♪)
※他にもお礼のみのコメントを多数いただきましたが、割愛しております。
お気遣いを賜り、誠にありがとうございました。
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◎東京開催(’13 2/20)の様子・ご感想
http://www.seiun.net/blog/archives/2013/02/220.html
(文責:社長 田畑良一)
投稿者 seiun : 2013年11月15日 14:10